4th全氷楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ楽しみ
こんにちは! うきです! ミュージカル『テニスの王子様』4thSEASON 全国大会 青学vs氷帝の稽古が始まりましたね!
もう楽しみで楽しみで夜しか眠れないのですが、普段0時には寝たいところが1時過ぎまで眠れませんし朝は5時とかに起きてしまいます。完全に現場躁。まだ現場始まってないのに。助けてくれ。
大前提
4thSEASONが始まってもう丸4年が経とうとしています。えっ早くない?
もう5年目に入るってこと? 怖い。わたしたちって新テニミュがいいか無印テニミュがいいか揉めて5年目ってこと? オタクってずっと揉められてすごい。エネルギーに満ちてるなー。
わたしは早々にどっちも大好き節操なしでやらせてもろてますのスタイルに落ち着いているオタクなので、一番エネルギーを放出していないとも言えます。
ということはどうでもよくて、4thになってからは「既存曲は封印! 全曲新曲!!」という売り出し文句でやってきたテニミュカンパニーですが、『You got game?』はアニメ曲なのでヨシ! ワンフレーズだったら拝借して引用してもヨシ! のグレーゾーンでやってるけど、さて、4th全氷はどんな切り口で新しい曲や演出が生まれるのでしょうか。
高橋怜也くんの卒業
4thSEASON関東氷帝公演で跡部役を務めてくれた怜也くんが、全氷公演詳細発表前である2025年2月25日に卒業を発表しました。
全国氷帝公演を打つことは既に発表済であったため、比嘉公演も終えてあとはキャスト発表を待つばかりといった最中での異例の発表でしたので、「まさか」の気持ちでいっぱいで、何日も信じられないと思う日々が続きました。
久しぶりにしばらく公開アカウントにも鍵をかけ、ツイキャスなんかで泣き言を吐き、「こりゃもうアイコン真っ黒にしてbioにベロティカの『サヨナラ』の歌詞でも書こうかな」というところまで行きました。
良い大人なのでなんとか耐えましたが(今書いちゃったので台無し)。
その代わり、テニミュ公式Twitter(現X)の更新通知が来ると動悸が起きるという後遺症を負いました。2025年5月後半に入った今、漸く寛解に近づきつつありますがテニミュはお誕生日ツイートも頻繁にあるので、結構辛かった。通知取るなよって話ですが、怖い情報を知ることもドキっとして嫌ではあるものの、最新情報を知らないで浦島太郎になることもまた恐ろしいので……。
怜也くんについて、いつか自分の気持ちを整理して言葉にできる日がくるのかなー。もちろん新テニミュに残ってくれるのを期待して待ちたいし、その時雑念を抱かない自分でありたいなとも思います。
ただ不思議なのが、怜也くんに関しては4th関氷に来てくれた時に思った「来てくれたんだ?!」の気持ちがずっとあって。たしかに新テニミュで跡部さまを演じてくれた怜也くんに関東氷帝公演をやってほしかったんだけど、4thに来てくれたことこそがイレギュラーに思えて、ずっとずっと不思議だったので、まあこの辺りもいつか書けたらなーと思いつつ、少なくともフィフステのキャスト発表があるまでわたしの中で結論がでないんだろうと思います。結論が出たときに、未来のわたしがなんとか頑張ってください。
ここからぜーんぶ憶測ですが、4thSEASON全立までと新テニミュ決勝までの計画がある程度詳細まで立ったのではないかと思うんですよね。下手すると跡部は四天~全立、ラストのドリライまで出演しっぱなし、もちろん新テニミュも最後まで出演、レボライもやりますよとなったら怜也くんは30歳前後までずっとスケジュールが決まってしまい……という感じかなあと。大きいタイトルや役はオーデも募集要項に~30歳まで、とかある程度年齢制限あるだろうし。難しいね。4th卒業の詳細がどんな理由であれ、そして彼がそれを表に出す出さない含めて、怜也くんのことをこの件で責めることはしないぞ~とだけここに小さく誓っておきます。
石川志泉くんについて
どん底にいたわたしの気持ちを浮上させてくれたのが、新・跡部である石川志泉くん出演の情報解禁でした。
というか、怜也くんの卒業発表があったのが2月25日だったので、わたしはてっきり「なるほど、翌週の3月4日発売のジャンプSQ.4月号で全氷キャスト発表だからそれを前にSNS、公式HPで発表したんだな。紙面が最速情報だと早バレとかで大混乱して余計にあちこち飛び火しそうだもんね」と思っていました。が、4月号で新情報なし。
え、ないの?
わたしってもう1か月死んだまま生きるってことですか?→そうです。
1か月のDEAD期間中には、野上社長から直筆のメセカをもらったり*1、怜也くんファンミのお知らせがあったり*2*3*4。
そんな感じで死んだように1か月を過ごし、2025年4月4日0時。ジャンプSQ.5月号発売。4thSEASON全氷跡部を始めキャスト情報解禁。跡部景吾役、石川志泉18歳。
18歳!?!?????!

首の皮一枚で助かってて草。
いや、助かってないでしょこれ逆に。
(そして怜也くん卒業発表前に、自分だって既に不穏な発言をしているのであった。)
ということで、志泉くんよろしくねの日々が始まりました。
SEASON途中での跡部役交代は、1stの時の降板騒動、2ndの時の全立からキャスト変更と手馴れている(※全然手馴れたくない)ため、その時の学びから、とにかく落ち込むのはいいけど人に刃を向けるのだけは後々自分が後悔するだけだからしたくないなあと思っていました。
ただ、そうなると本当に落ちるしかやれることがなかったので、3月は本当に本当に辛かったです。だから志泉くんの名前を見ただけでもう救われた気持ちになりました。
ああ、新しい跡部さまが決まったなあ。
それと同時に志泉くんは仁愛ちゃんやいくみんも加入しているC.I.A.というキューブ事務所内若手俳優グループに3月14日から所属しておりなんとそれが4月29日にファンミーティング開催決定していてチケットは電子で一次先行は既に終了していると。
突然忙しくない?
大急ぎでファンクラブに入り2次先行の申し込みを行い、当落を待ちます。会場のキャパ250なんですけど、これ、当たる? 大丈夫そ?
死ぬほど落ち込んでたにも関わらず跡部役の詳細発表と同時に3週間後ハイタッチありファンミーティングが決まるの人生急展開すぎワロタ。
今回は全氷楽しみってブログなので、C.I.A.のファンミについての感想は割愛しますが、と~~~っても楽しかったーーー。
キューブがきっと志泉くんを推してくれるんだろうなーと節々に感じて、大切にされている俳優さんだなあと思えたこと、そもそも志泉くんのスキル全般がめちゃくちゃ高くて感動したこと、メンタルが強そうだと思えたこと(※ただの印象であり真実とは限りません)にどっと肩の力が抜けました。
前述したように、怜也くんが卒業を発表してから落ち込むしかなかった状態から、こっち向いて走ればいいんだ! こっちが前だ! いくぞ!! おー!!! という状態に変わって、気持ちがとても楽になりました。志泉くん、テニミュに来てくれてほんとにほんとにありがとうーーーー。
本題「4th全氷どうなりますか?」
さて、ようやっと本題です。今まで革新的な試みを常に行って、結果を残してくれている4th陣営ですが、全国氷帝公演ってどうなりますか?
Dream Live 2024にて氷帝狂詩曲は済ませているけどどうなるの?
三浦香さんの天才的なドリライ演出は記憶に新しいですね。従来は六角公演に組み込まれることが多かった氷帝狂詩曲*5ですが、従来の全氷公演の冒頭では「俺様と共に全国へついて来な!!」の台詞をきっかけに氷帝ナンバーが始まることもありました。
ただ、4thではドリライ2024で処理されているという現在の状況と、跡部キャストが怜也くんから志泉くんへ変わっているということを踏まえると、一体全体どうなることやら、予想もつきません。
もし跡部キャストが怜也くんのままだったのであれば、ドリライ2024での氷帝狂詩曲エピソードを済みとしてそのまま本公演では試合へ進めても違和感はほぼなかったかと思います。しかしながら、これまで4thが至極丁寧に・わかりやすく・誰も置いてけぼりにならないようにテニスの王子様の世界を描いてくれていたことを思うと、怜也くん続投であったとしても「ドリライで氷帝狂詩曲をやったのは声出し可能なライブ演出上で観客に氷帝メンバーを後押ししたという実績を持たせるため。本公演ではあの時の気持ちを思い出しながら、氷帝狂詩曲をもう一度描き、ドリライ未参加の全氷観客にもどういった流れで氷帝が全国大会参加を決めたのか当然見せる義務がある」と言い出してもおかしくないな、とも思います。
その上今はドリライで「俺様と共に 全国へついて来な!!」と宣言してくれた怜也くんから志泉くんに跡部キャストが挿げ変わっている。これは、もう一回氷帝狂詩曲を改めて描くのでは? と予感もさせます。
さらにいうと三浦さんにキャラクターとキャストの二重写し能力を遺憾なく発揮してもらえるポイントなのではないか? と期待さえしてしまいます。とっても楽しみ。
「何度でも凍れ、チビ」のセリフどうなるの?
原作を読み返してると、「え!?! あのセリフって原作にないんですか?!?!?」という驚きが頻発するのがテニミュのすごいところであり、恐ろしいところだと思います。
全氷S1で激しい攻防が行われる中、従来であればリョーマソロ曲「俺は燃える」/「俺は勝つ!」の歌唱前に睨みあう選手両者が静寂を作り、跡部は「何度でも凍れ、チビ」とリョーマを挑発する。それをキッカケにリョーマソロ曲のイントロが流れるといった流れでした。
この台詞は非常に印象的ですが、原作にはないテニミュオリジナルのものなんですよね。だからこそそれを発するに至った跡部の心情の変化や、メディアミックス作品としての面白さを追求するためのポイントであると思う。三浦さんの演出・脚本ではカットになるのか、使われるのか。とっても楽しみ。
「氷帝学園 栄光への道 第二章の幕開けだ!」のアニメ台詞どうなるの?
3rdSEASON全氷公演から追加された跡部の台詞。アニメ「テニスの王子様 OVA 全国大会篇Vol.5 「嵐の予感」」 からの引用。アニメでは青学との対戦を前に氷帝メンバーが各々の時間を過ごすが、最後はコートに集まり、リベンジを誓うシーンで跡部がメンバーに発破をかける。
というところから持ってきた台詞なんですが、わたしは結構好きなので聞けたらいいなーと思いつつ、アニメではなぜか真夏の夜にスーツ姿でコートに現れた跡部さまがバラの花束をぶちまけて高笑いするという謎の行動とセットの台詞なのでちょっと面白い。昔のアニメあるあるな感情移入できない系描写だ。
でも「第二章」という単語が、前述した三浦さん得意のキャラクターとキャストの二重写しという面で怜也くんから志泉くんへのバトンタッチを表するにも打って付け! と今思いました。(今?)これもどう処理されるのか、とっても楽しみ。
主題、どうなるの?
最近改めて原作を読み返して、「己を作り上げるものはなんなのか」という切り口で読み込みたいなと少し思い始めました。もちろんこれが4th全氷の方向性と合致するか・合致してなくても自分が読めるか・合致していても自分が読めるかはすべて別問題なんですけど。関東氷帝S1は許斐先生がそう明言されていたように、「哀」の表現が際立つ公演だったと思います。今までの全氷は試合外ストーリーが極端に少なく、常に試合試合試合!! の構成だったので、上島先生よりも圧倒的に試合以外のエピソードを重視してくれる三浦さんが、全氷公演全体をどのように描いてくれるのか、とっても楽しみ。
「氷の世界」楽曲がない初めての全氷公演! どうなるの?
新曲確定演出!!! やったー!!! 本当に。嬉しすぎる。「氷の世界」が嫌いとかでは全然なく。3rdSEASON通して使われていた楽曲=これ以上ないものとして扱われていた曲だったので、それが変わることでどんんな化学反応が起きるのか。とっても楽しみ。
短髪跡部さまの演出どうなるの?
原作連載時に物議を醸した髪の毛をかけた対戦となった全氷S1。「負けた方は坊主」と啖呵を切る跡部さまは自信に満ち溢れていてかっこいいし、短髪もお似合いであることは間違いないんですけど、それはそれとしてオタクは大ショックで、ジャンプを握る手が震えたあの日のことを今でも覚えています。
スコア的にもリョーマくんが負けたら青学敗退になっちゃうんだからメタ的に読んだってこれ、跡部さまって、勝て、勝て、勝て、勝てな……。いやでも、リョーマくん一年生だし、来年青学を全国優勝に導くほうへ話を持っていくって方向じゃ、だめ? だめですか? え? なんで突然髪型の話に……?
という気持ちでしたが、当時運営していた個人ファンサイトおよびブログはサービス終了と共に抹消されているため生の文章を掘り起こすことはできなくなりました。南無。
そして原作では電動バリカンを持ったリョーマくんが跡部さまに近寄り、跡部さまの足元に髪がバサッと散る描写のみを残し、「Genius305 初の敗北」、了。という流れですが、テニミュ1~3rdSEASONでは舞台奥上手に跡部さまを立たせ、リョーマくんがバリカンを持って忍び寄る(3rdでは滝さんが庇いに来る)、といった内容でした。
正直、まだこの髪を切るシーンに自分の中でどういった意味があるのか? ただのギャグシーンなのか? わたしが跡部さまを好きだから過剰に傷ついてしまうだけなのか? という戸惑いから抜け出せないのですが、こちらについても新しい解釈が見られるのではないかと思い、とっても楽しみ。
てか、志泉くんが髪切られたら普通に泣いちゃうかもー。
え、普通に、新鮮に、しんどいかも。
全然過剰にセンシティブになってる。ほんとに、いつまで経っても平気にならない。どうしたらいい。
まあ……それはそれとして! 髪が切られてしまうことに対しては本当に悲しいし、酷いことしないでシクシク(でも跡部さま自分から言い出してるからな……。)、という感じですが、それについても新しい表現で見られるだろうということは本当に楽しみなんです。
もちろん全部が叶わないことも全部が自分の好みのほうに転ばないことも承知の上で、それでもやっぱり楽しみ! という気持ちがあふれ出して止められなくて、困る。
日々18時を過ぎるとそろそろ稽古終わったキャストのみんながツイートしてくれるかな~志泉くん今日は誰と2ショット撮ってるかな~って思って、ドキドキそわそわしてしまいます。
最近の氷帝公演前は、大丈夫かな面白いかなわたし楽しく観れるかな、と基本的に緊張とストレスで胃が痛くなったり食欲が落ちたり、初日の日を迎えた日にはストレスで血管が収縮して手指がめちゃくちゃ冷たくなって友達に「氷のようだよ?!?!?」と心配されてしまうという傾向にあったのですが(プレッシャーを感じる必要はない人なのに……。)、4th全氷前のわたしは楽しみで爆発しそうになりながらも毎日ハッピーです。
イレギュラーな卒業発表を経て落ち込んでいたところからのスタートだった、というのもありますが、4th陣営が面白く素晴らしい公演を新しく創り上げてきてくれたという部分がとても大きいです。間違いなく素敵なキャストに素敵な座組、素敵な公演になるでしょう。
テニミュがある生活って毎日嬉しいな。

ずっとずっとテニミュが続きますように。
越前リョーマの決意「俺は燃える」
※文体や筆者のキャラクター性にブレがみられますが2013年1月2ndSEASON四天公演中の文章ですのでご容赦いただきたいです(2018年7月3rdSEASON全国氷帝公演中のうきより)
百錬自得の歌にりょまパート「青学の柱になるっていうことはこういうことだったのか」って歌詞が入ったことで、今までりょまにとって手塚は「冷静」の象徴だったのに対し比嘉戦で「情熱」に変わった。帰ってきた手塚に、強豪と戦い抜いて手に入れた『冷静な自分』をドヤって手塚に披露するのがs3。
でもそのあと「ハラハラさせやがって!」「越前がこんなに苦戦するとはな」と先輩らに言われちゃう。りょまの戦いはりょま個人の戦いでしかなかったって突きつけられてる。
s1で『冷静な手塚部長』が冷静(「正確な試合運び 攻守完璧」)なのは、青学を優勝させるという燃えるような情熱を秘めていて、その目標を達成するために冷静でいるように見えるからで、
そしてその情熱は幸村や真田のような強敵の『倒したい』という欲望を煽り、仲間には絶対的な安心感とやるぞっていう意欲、できるぞっていう希望をさずけるのが「青学の柱」って気が付いて、手塚の勝利を呆然として見つめてたんだね…っ(´∩∩`)って思った。
で、改めて「青学の柱」になりたいって思ったんだよね、青学を優勝に導きたいってみんなとつながりたいって思ったんだよね、はあありょま…手塚…青学…
無我の境地と手塚ゾーン
たなぴゃと無我の境地と手塚ゾーンについて話してて気が付いたんですけど、無我の境地と手塚ゾーンて対極にある技なんだよね。
無我の境地は自分を失くして他のプレイヤーを取り込む技で、手塚ゾーンは逆に己でなければできない技。だから技にも自身の名前が入って「手塚ゾーン」「樺地ゾーン」になる。
回転を操り相手のボールを引き寄せる技テニプリ界では手塚が初めてやったからを「手塚ゾーン」って呼ばれるだけ。
手塚ゾーンをできるようになるということは膨大な世界の中からたくさんの人と出会い、あの人は自分と違う、あの人も自分と違う、あの人も…を繰り返して、消去法で自分を見つめること。
「自分とは違う他者との出会い」の段階が無我の境地なんだよね。
そして、それを何度も何度も何度も何度も繰り返し、自分の輪郭を自覚することが「手塚ゾーン」、そしてその先にあるものが「百錬自得の極み」
で、なぜ樺地が「樺地ゾーン」と「百錬自得の極み」をできるのかというとむつみさんが話してくれてたこれ。
わたし樺地が無我の境地すっ飛ばして百錬自得できるのなんでやろなと思ってたけどそれまでさまざまな技をコピーしてきたのがニアリーイコール無我の境地で百錬自得できるんだな…ほんとによくできてる…
— むつみ (@mutumi420) 2018年7月17日
で、なぜ樺地が「樺地ゾーン」と「百錬自得の極み」をできるのかというとむつみさんが話してくれてたこれ。樺地は自分という空虚を見つめるのではなく、他者のプレイを理解し表現し続けてきた(=無我の境地と同じ作用)から「樺地ゾーン」が出来て… https://t.co/VTAgo6ZJrO]
樺地は自分という空虚を見つめるのではなく、他者のプレイを理解し表現し続けてきた(=無我の境地と同じ作用)から「樺地ゾーン」が出来て「百錬自得の極み」が出来る
樺地が「百練自得の極み」を会得するまで時間がかかるのはそれこそ百錬を積んでいる最中だからで、ただそれは「天候晴れ」の「コンデションの良いコート」の「水を含まないボール」の練習しか積むことはできず、雨の日でもコートがぬかるんでても水を吸ったボールが重くても練習を続けてきた手塚に勝つことができないんだよなあ……。手塚は百練自得に至るまで、百どころか千も万も練習をしているという表現……。
おまけ
でもさ!?? そのあとさ!??「コートの状態水を含んだボール そして濡れて滑るグリップ」のことをさ、「コンディションばっちしなのによ!」って言って出てくる宍戸さんかっこよすぎませんか!?? 百錬を積んでるのはお前ら青学だけじゃないってことだよね?!! 宍戸さん…(;;)(;;)
— うき (@uki0528) 2018年7月17日
ねえ、跡部の交差点って知ってる?
「跡部の交差点って知ってる?」







跡部のバス停





経過の青学、結果の氷帝
舞台上にある「青学、卒業。氷帝、君臨。」はわたしが勝手に思ってる青学は経過で氷帝は結果だって話なんですけど。
青学はどう勝つか/負けるかをすごく丁寧に描く。それが『テニスの王子様』だからね? って言われればそうなんですけど、こう勝った/負けた、だから次の奴が頑張れる。
経過を知ってるから次に繋がる。次の仲間に繋げるテニス。(ただ関東氷帝の時点で不二先輩は誰かから繋げてもらえはするけど誰かに繋げられていない…と思う。これはまた別の話)青学のテニス。All for tennisだね。誰かのミスは誰かがフォローお前の涙を拭う俺のタオルだよね。
氷帝は、結果を持ち帰ることが最も重要である。負ければレギュラーから脱落という懲戒が待ち受けている。これは政治的身体の死だ。勝利をチームに持ち帰ることこそが目的であり、(わたしのマリーアントワネット思考でなければ)勝利を跡部に捧げるのが目的。
ただ、結果を持ち帰ればチームは大きく勝利に前進する。しかし、氷帝メンバーのそれぞれの試合は、結果が伴わなかった場合にはチームに貢献することはできない。
そんな物語を背負った青学キャスト、氷帝キャスト。
そしてテニミュキャストとして「卒業」を背負った青学8代目。「君臨」を背負った氷帝。
「卒業」する青学8代目が観せるのは、今までやってきたことの集大成。不動峰、聖ルドルフ、山吹と公演を重ねてきた「経過」を所々で観客は思い出しながら彼らの背中を見送る。
対して初登場となった3rd氷帝が観せなければならないのは、「君臨」する姿。200を超える公演を重ねてきた青学8代目に対する大きな壁として立ちはだからなければならないという責務。ベテラン相手にこのパワーバランスを作り上げなければならない、出来たばかりのチームを観客は見定める。
「テニスの王子様」の物語。
「テニミュ」の物語。
それが見事に重ね合わさり、互いが作用し化学反応が起きた。「ミュージカル『テニスの王子様』3rd SEASON青学vs氷帝」公演はまったく見事だと感じる。
2016.9.23
人ならざる者
全国の跡部には、そっちへいかないで、だめだよ、跡部、跡部…って泣いて縋り付きたく思う瞬間があって。でもそれがなんなのか自分でもわからなくて…それがなんでなのかが疑問だったんですけど、テニミュ3rd氷帝公演中にすっきりしましたので、メモ。
「そっち」っていうのは、「人ならざる者」に跡部がなってしまう気がしてた、ということなんです。
わたし的に「人ならざる者」と言うのは幸村くんを筆頭に(考えが甘く印象で語りますので異論があると思うのは承知です)リョーマくん、平等院さん、鬼先輩なんかが思い当たるんですけど。手塚をどっちにおくか微妙なライン…まあ人間離れした強さやプレイスタイルとかを示すんです。
跡部が、氷の世界を披露した時に宍戸さんが言う「跡部 不可能を可能にしやがった」という台詞。これを聞いた時にすごくどきっとして。人が踏み込めない境地に跡部は行ってしまったの? って思って。
「死角を突かれてはどんな動きのいい選手でも反応できない」と手塚が言うんだけど、それはどんな選手でも跡部の相手にはならないってことで、跡部は本当に本当に、世界の頂点にひとりぼっちになってしまうんじゃないかって思って。(頂点であるということ - bouyant http://uki0528.hatenablog.com/entry/2016/07/23/000000)
「氷の世界」が完成した時には、跡部はもう転ばなくなってしまう。転ばなければ立ち上がらない。立ち上がらなければ、進化はできない。跡部が、跡部ではなくなってしまうと思った。
氷山の頂上に氷付けとなって、一生そこから出てこないんだろうと思った。でも、リョーマくんがそこから連れ出してくれた。手塚ゾーンで氷の世界を打ち崩したことによって、「氷の帝王が熱くなっている」=氷の世界から、灼熱のテニスコートに跡部を連れ出して来てくれた。
それが全国大会か…! と、今日理解した。関東大会からの全国大会めっちゃ面白いな。氷帝戦面白いなあ!
手塚の覚悟、跡部の責任
個人的に「ミュージカル『テニスの王子様』青学VS氷帝」に置いてS1を読む鍵となるのは校内ランキング戦後に手塚によって歌われる「油断せずに行こう」というナンバーだと思っている。
1stSでは「油断せずに行こう」無印が
・校内ランキング戦後
・「それぞれの思い」に続けて
・「一騎打ち」
と三度歌われる。
2ndSでは校内ランキング戦の後に歌われる「油断せずに行こう」が「油断せずに行こう2011」として同様のタイトルながらメロディや歌詞を一新し、これから始まる手塚VS跡部戦を示唆するような内容になっている。



「油断せずに行こう2011」の特徴としては、
・なぜ油断してはいけないのか
・油断をするとどうなるか
・S1の試合内容を強く示唆
これら3点が主に上げられる。
これと「油断せずに行こう2016」を比較すると、


「油断せずに行こう2016」の特徴としては、
・油断しないとはどういうことか(消極的方法論ではなく積極的方法論に)
・Aメロにて乾VS桃城を強く示唆(手塚VS乾も少し)
・一方S1を暗示するワードが半減(Bメロに散見されるのみ)
ここで二つの「油断せずに行こう2xxx」を比較すると、浮き上がるフレーズが出てくる。
それが「少しの迷いが敗北への扉へつながる」というフレーズだ。
手塚は何を迷う可能性があったのか?
対して跡部は何を迷ってしまったのか?
この二点に着目して3rdS青学VS氷帝S1を読む。
まず、敗北という概念についてだが、これは個人の勝ち星ではなく、「この試合に負ければもうこの大会では戦えない」とM1「All for tennis(仮)」で青学レギュラー陣が歌い上げること、そして大石が怪我をしたときも「俺を引退させるなよ」と団体戦敗退阻止を指していることから、団体戦の勝敗を指すものであるとする。
手塚が跡部戦において選択を迫られることといえば、言わずもがな「自分の腕」と「青学の勝利」を跡部に天秤に掛けられた時である。
跡部は名実ともに手塚の失墜を狙い、ゲームメイクをする。
「30分もあれば誰にだって勝てる」と自称する跡部が得意技の破滅への輪舞曲を封印してまで持久戦へ持ち込んだ真意は、手塚の肩を壊すことにはない。
仲間から信頼され、何よりもチームの勝利を願ってやまない手塚が自分のテニス人生のために青学を捨てる姿をメンバーに見せることで、闘争心を冷やし、青学というチームを敗北へ導こうとしているのだ。
氷帝はこの手塚戦を制したとしても、現時点では1勝2敗1ノーゲーム、つまり勝ち星としては団体戦の勝利条件を満たさない。次の補欠戦が団体戦の勝敗を分けることを十分理解していたと考えられる。
これはつまり跡部は一人で2勝してくるつもりだということ。自分が手塚に勝つことは勿論として、日吉がリョーマに勝てるように、青学というチームの「熱い心も闘争心も氷で冷やす」つもりだった。氷帝が勝つ道はそれしかなかったが、跡部はなんでもないことのように、平然とやってのけようとしてる。
跡部は氷帝の勝利のために、青学の柱である手塚を跪かせ、チームの闘争心そのものを凍てつかせようとしたのである。
しかし手塚は、その選択を迫られても少しも迷わない。
テニスが大好きなくせに、テニスが全てなくせに、全てをテニスに捧げているくせに、手塚にとっては、今の自分にとって青学の勝利こそが「自分のテニスのすべて」であると覚悟を決め、ラリーを続けるのだ。
一方跡部にとっては、それは大きく計算外であった。
まさか自分のテニス生命と、プロ入りさえ考えられる程の実力を持っている手塚にとってはただの通過点であると思われる中学校の関東大会団体戦の一試合を天秤に掛けても、砂粒ほども迷わないことが。
ここで歌い上げられるのが「一騎打ち」である。「油断せずに行こう」無印と、1stS氷帝校歌に当たる「氷のエンペラー」の二重唱だ。


手塚は一貫して「油断せずに行こう」と歌い上げる。対して跡部は自分を鼓舞するかのような、勝利と引き換えに手塚のテニス生命を奪うことを迷っている自分に、当初の目的を思い出させ、言い聞かせるような「氷のエンペラー」を。
熱の籠った二重唱を歌い上げた後、跡部は序盤で封印していた破滅への輪舞曲を打とうとする。この戦法は跡部が迷っていると決定付ける描写だ。「焦って攻めてこいよ手塚」と挑発した跡部が、勝ちを急き先程打たなかったスマッシュを叩きつける。焦って攻め急いだのは皮肉にも跡部自身となったのだ。
しかしそれも手塚の執念によって阻まれる。グリップに当たるはずだった二段スマッシュの一段目は手塚のラケットの面へ、打ち返されたボールをがら空きの右サイドへ打ち込むも、手塚ゾーンによって手塚のもとへ…。
試合時間は伸びて行く。手塚の腕はとっくに限界を超えている、あと一球だ…と大和部長との過去描写が入り、ついにその瞬間が訪れる。
その瞬間、三浦宏規演じる跡部景吾は、2、3歩手塚の方へと歩み寄るのだ。
この表現のなんと見事なことかと思う。絶対的頂点である跡部の迷い、揺らぎ、絶望…そしてもう一度立ち上がるその姿まで、我々に提示させるスポットライトが当たらない中での些細な動作であると言える。
跡部はその後、チームメイトに囁かれる。
「さすが跡部じゃん、狙ってたんだろあれを」
「土壇場で大逆転やな」
「でも跡部の奴、ちっとも嬉しそうじゃねえ」
氷帝メンバーは跡部の真意を理解しない。それもそのはずである。氷帝の頂点はただ一人、誰も手の届かないところに在るのだから。
跡部の孤独は跡部が自ら選んだものだ。氷帝メンバーが悪いわけでは決してない。ただ、氷帝の頂点はひとつしかない、それだけなのだ。
跡部は200人の頂点に立つ代わりに孤独となった。皆が跡部に跪き、跡部を崇め、跡部を奉る代わりに跡部の考えを理解し、諫め、共に歩んでくれる仲間はいない。これが跡部の選んだ道だ。だから跡部はベンチで一言も発さない。氷帝メンバーも跡部に声はかけられない。
跡部はたった一人で、200人を背負ってもう一度コートへ向かうのだった。
この時点で跡部には大きな責任が生じる。この試合に勝たなければならないという責任だ。
手塚が肩を抑えた瞬間跡部は手塚のもとへ駆け寄ろうとしたが、それは決して許されない。
跡部が手塚の肩を壊したのは、自分のエゴであるのだから。
ここで跡部が手塚に謝罪するのは容易いことだ。手を抜いて手塚に勝利させるのも同様である。ただ、そうあっては手塚は一体何のために怪我をしたというのか。
跡部にはこの試合、勝利する責任が生じたのだ。
ただそれが険しい道であることは言うまでもない。強敵手塚の、怪我してもなお尚冴えるリターン、アプローチ、ドロップショット。しかし肩が上がらずサーブの威力が落ちた手塚に跡部は言う。
「なんだ手塚、このサーブは!」
跡部はここで腹をくくったのだろうと感じた。ここからの跡部は、有名な長台詞に置ける、微塵も「油断」をしない、「最高の力を込め」た、純粋なラリーを始めるのだった。


跡部は「最高の力を一球一球に込めよう このタイブレークがどれ程続いたとしても!!」と独白を締めくくるが、それはまさに「油断せずに行こう2016」の体現なのであった。
跡部はベンチを振り返らない。たった一人で、手塚に挑み、タイブレークカウント36-35、跡部リードのラリー中手塚のラケットヘッドが3.2ミリ下がる。
これ気が付いてるんだよね、跡部は。3.2ミリを測った乾、跡部、零式ドロップを受けたことがあるリョーマが1ページに描かれているのだから。
跡部は打球が戻ってしまうことを予期しながらも、ボールを拾いに飛び込んでいく。
結果として零式ドロップは回転数が足りずにバウンドし、手塚コートへ返るもその後のバックハンドがネットにかかり、ゲームセットとなるのであった。
200人の部員を率いて居ながら、一人きりで責任を果たした跡部。
才能に満ち溢れながらも自分の人生を賭してまで覚悟を決めて戦い抜いた手塚。
二人の試合を伝説と呼ぶには、この夏が続く限り早すぎる。
この重厚且つ鬼気迫る揺らぎの試合を演じ切る財木くんが、三浦くんが、各校メンバーがなんと見事なことかと思うのです。
演出の構成も本当に見事!
「氷のエンペラー」を、跡部が跡部に歌うなんてかっこよすぎる!
新発見としては、
・迷わない手塚と迷いながら成長する跡部
・「一騎打ち」における「氷のエンペラー」歌詞部分は跡部が跡部自身に歌っている(氷のエンペラー=氷帝学園を示している訳ではないのでは?)
・手塚には覚悟があった、跡部は責任を果たした、それぞれの戦いっぷりがとにかく見事
ということなんですけど、なんかもう最高すぎて最高しか言えないんです!
2ndSの関氷は、手塚と違って跡部がどうしようもなく一人だってことを憂いて、苦しんで、悲しんで、しくしくめそめそ泣いていたんだけど、そこから一歩踏み出させてくれた3rdS関東氷帝公演に感謝します。
跡部が紛れもなく自分自身で選んで作り上げてきた氷帝の体制を勝手に可哀想なものにするな!! って2ndSの自分をぐーで100回殴りたい。
この夏が本当に最高なんですよ!!
テニミュは進化しちゃうから「油断せずに行こう2016」はこの夏しか聞けない!!
どうかどうか劇場まで足をお運びください、跡部大好きメス猫からのお願いです。
氷帝公演、括目せよ!!